ツアー6公演目!
日本特殊陶業市民会館 フォレストホールで開催された、『田村ゆかり LOVE♡LIVE 2019 Twilight♡Chandelier』の愛知公演!
大阪・京都・広島・福岡・熊本に引き続いての西日本(というかど真ん中?)の開催!
公演ごとに独自の面白さ楽しさと想い出をくれるゆかりん。
今回もゆかりんのエンターテイナー感、そして王国民と絆なんてものを感じられた公演でした。
そんな愛知公演、さっそくMCの内容や企画について、のレポート・感想をお届けします!
(全公演セトリはこちらをご覧ください)
影ナレ
入場直後(ほんとにわずかだけ)に生影ナレ。
一部聞けましたが、冒頭からは残念ながら…。
内容を要約すると、
・熊本では先頭組が騒いでいたからできなかった
・今日は騒がずにいてくれてありがとう
・ドキドキしながら待ってようね
と、それぞれの文章末に名古屋の名物を付け加えてという可愛さ。
静かに、でも心には楽しみの火を灯して迷惑をかけないよう全員が徹底したいものです。
影ナレ①
「静粛に!静粛に!」という、これまでの公演とはぜんぜん違うような合図ではじまった影ナレ。
まるで軍隊を率いるかのような総統感。
「度重なる戦いの後、禁煙となった」
「非常誘導灯を消すが、諸君らの退路はない!」
「最前線のロビーで王国軍装備一式を支給!さらなる拡大を計画中!」
と、いつものライブの注意事項が、もはや注意事項ではないレベルで面白い。
各公演ネタ考えるのすごいよ…。
影ナレ②
ノーマル
影ナレ③
「間もなく開演」という通常ゆかりんのアナウンス。
最後には「ツアー6本目!味噌カツ!えびふりゃー!」と超かわいいボイス。
ライブ詳報
影ナレが終わり、これまで同様に桃色男爵がステージのへ。その様子をみた王国民は拍手。
準備が整い、*Twilight♡Chandelier*のロゴ、アニメーションがスタートし、ライブ開演!
ライブスタート
最初の曲は大阪・京都・広島・熊本のセトリと同じ!
です。
歌い終わってMCが始まり、タイトルコールへ…ですが、「日本特殊陶業市民会館」に自信がない(?)のか超ゆっくりのゆかりん。
「にほん…??とくしゅ…??陶業…??市民会館」まで言ったところで、「フォレストホール」と最後だけ自信たっぷり。
「6公演目だって。早いですねー…もうすぐ半分」と名古屋公園の話をし始めたところでトラブル。
最前列ほぼ中央の男性の椅子が壊れた(?)のかテンパっている様子。
ゆかりんも「大丈夫??誰か来てあげて」と言っていたものの、多分自己解決できたのか一段落。
再び本ライブツアーの話になりまして、ゆかりんは14公演の内の半分が過ぎたことで「もうすぐ終わるという感じがあるけれど、はじめての人もいるでしょ?」という話に。
と思ったら、また最前列いじり。最前列で並んで座っている二人に「兄弟?」と尋ねるゆかりん。どうやら違ったようですが、「似てる用に見えた」とのこと。
再びツアーの話に戻って「はじめてに人もいるし、玄人感をだしたら『生意気な!』って思われるよね」と。
トークが終わると会場を見渡しながら「大きいですねぇ」というゆかりん。
特に4階席が気になるようで、「このぽっかりとした穴も見えるんでしょ?」とわざわざステージ上段まで移動して箇所を指しつつ対話。
ゆかりんも「なんで用もないのに2階来ちゃったんだろ」と、若干の後悔(?)
続いてのトークは、「名古屋まで新幹線でノコノコやってきた」という話。
「すぐ着いちゃうんだよね…いや、もちろんいいことなんだけど!」
「旅を楽しみたいじゃん?景色を楽しみたいじゃん?まぁ、富士山見えるって言われても(窓のカーテン)サッサって閉めるけど」
と、ゆかりん考えを披露。
「そういえば、今日(富士山見えるって)言われなかったね」とノリロングに尋ねるゆかりん。
「雨降ってましたからね」と答えるノリロング。
「雨といえば」とゆかりんがピュアだと言う話。
「お母さんから聞いた『飛行機から落ちちゃった人が雲で泳いでて助かったことがある』」っていう話を大人になっても信じてたとのこと。驚愕する会場。
ただ数年前、長らくラジオでタッグを組み続けている矢野さんから「息できなじゃん」「あるわけないじゃん」と教えられて、いよいよ気づいたのこと。
そして、ゆかりんに教えてくれたお母さんのもとにそれを伝えにいくと、「うそーーー!?」とお母さんも最近まで信じていた模様。
お母さんは誰からその話を教わったのかというと、ゆかりんのおばあちゃんから…なんと3代続けて受け継がれてきた話とのこと。
「まぁ、ここで途絶えるんだけどね!遺伝子残せないからね!!」とゆかりん。
ちょっとだけ間があき、桃色男爵を眺めてみるとみんなニヤニヤしている様子。
「揃いも揃ってなんでニヤニヤしているのです?」とゆかりんが聞くと、「みんなピュアだから」とノリロング。
ガルーダ会長は速攻で手を☓じるしに。
再び最前列中央のお客さんに目が行くゆかりん。
傘がどうにもうまくしまえていない様子で「こうすれば」と教えるゆかりんですが、うまくできない模様…「あぁ、もうどんくさおじさん!」とツッコムゆかりん。
先程の椅子が壊れてしまっていた男性と隣同士なようで、「どんくさおじさんと椅子壊れおじさん」と謎の呼び名が誕生しました。
そして「遠いねぇ」と再び会場について言及するゆかりん。
「前が熊本で一番小さかったから余計に…」と、感じている様子。
「名古屋って都会だよね」という話を皮切りに土地の話へ。
「愛知の上下左右の県はどこか」「三重って人いるんだね」なんていう話をして、曲コーナーへ!
前半:曲パート〜映像企画(アートを作る)
大阪同様に以下の3曲からスタート。
- Shining Rabbit
- セルフィッシュ
- ガラスの靴にMoonglow
歌い終えると、今回のテーマを表現しているかのようなゆかりんが満天の星空のもとに行くまでの映像が流れます。
映像が終わり登場する、美しいドレス姿のゆかりん。
広島公演でも披露された『Traveling with a sheep』が、曲代わりとして採用。
バラードが終わると、星座の動画へ。
今回は蠍座でした。
続いて、アコースティックのコーナー。
- 神様Rescue me!!(アコースティック)
1曲目は、京都公演で歌われた『神様Rescue me!!』
1曲目が終わり、MCに。
「みんな年をとってきたね」「耐えてきた人とか老衰で疲れてきた人とかいるんでしょ?」という話に。
「みんなね、すごくニコニコしてるのね。たまによくわかんない顔してる人もいるけど」
「この前テレビで、昔ほどじゃないけどライブやってるアイドルの親衛隊みたいな人たちがインタビュー受けてたの」
「みんなが思い浮かんだよね(笑)」と。
「祭りでもないのに法被とかはちまきとかしてさ…」
「昔は法被とかのアイロンをお母さんにしてもらってた人も今は一人でやってるひともいるかもしれないよね」
「人生の時間の一部がここにあるって、ぼやっと感じたよね」
「年をとってくると健康の話ばかり…みんなも健康には気をつけてね」
なんていうちょっと落ち着いたトーンの話に。
ここでゆかりんも「あれ?しんみりした?こんなはずでは…(笑)」と。
話の転換として、切り出したのが「名古屋の会場に入るとお寿司があった」とのこと。
そして「リハが終わったら、手羽先があった」ということで、別に決められているわけではないらしいのですが、遅刻をしたら何か奢るような風潮があるようで、何名か遅刻したとのこと。
そんなゆかりんも福岡公演の前乗りを飛行機で行こうとしたところ、その飛行機に間に合わず次の便になってしまったという話に。
一緒に行く予定だったスタッフが既に荷物を預けてしまったことから、そのスタッフは一人だけ…さすがになにか買っていこうと思ったゆかりんは『東京ばな奈』を買ったもののスタッフがバナナ苦手ということに気づき、別のお土産を購入。
そして、福岡空港に着いて「ごめんごめん遅れちゃったへへへ」みたいなテンションで謝ろうとしたら、なんと『キョードー西日本』さんがお迎えに来ていたようで長らくお待たせを…「エヘへ…..あ、遅れてすみませんでした!」とピシッとなったゆかりん。
「健康と遅刻には気をつけるんだよ」と、ゆかりんから大事なお言葉。
そんなトークをして、アコースティックの続きが始まります…が、イスに座る時「よいしょ」ってちょっとした声がマイクに入ったんですよ。
あの口調と小さな息遣いが可愛すぎてもう。
なんと、アコースティックで『月華』を…本当に今回のツアーどれだけセトリでも驚かせ、そして楽しませてくれるんでしょうか。
感謝とともに、どれだけ頑張ってくれているのか…頭が下がる想いでいっぱいです。
アコースティックが終わり、Youtuberちゅぱりんの映像へ!
大阪公演でも披露された、アートを作るゆかりん(ちゅぱりん)。
後半:曲パート〜ラスト
制服ゆかりんから、広島公演ではスイミィスイミィ、そして熊本公演では120600mAhが登場した曲パート。
今回は、制服ゆかりん!!
チェックのスカートとセーターっぽいあの衣装可愛すぎるんですよ。
破壊力抜群すぎるんですよ。
歌った曲は以下の3曲
そして曲が終わると、ちゅぱりん映像!
『アートを作る2』ということで、『偶然性の絵』を目指すというもの。
電気を消して真っ暗闇で、一つ前でも挑戦したアート作りを行っていきます。
途中、両手に絵の具を付け出してキャンバスに勢いよく跡をつけるゆかりん。これにはスタッフも「え!?!?」と驚き。
ゆかりん曰く「計算された偶然性」…完成品はなんと、すごくきれいな絵画でした。
タイトルは『春』
まさしくその情景が浮かぶ、まさしく芸術的な作品の誕生を目の当たりにしました。
映像が終わりラストスパート!
- 未来の果てにEscort
- W:Wonder tale
- Trouble Emotion(Cメロでバンド紹介)
- Double Fascination
- 逢うたびキミを好きになる
この5曲を歌って、アンコールに!
数分の時を経て、メンバーがステージに…そして、ゆかりんも登場しイントロが流れます!
を歌いますが、途中めっちゃ笑うゆかりん。
Aメロの「ゆかりはゆかり」の歌詞のあとに\ゆかりー/とコールをする人がいたのですが、二番のその部分でめちゃくちゃおかしくなったみたいです(笑)
そしてMCに。
「気持ち悪くていいですねー」と開口一番。
ハミングを合唱したり、Aメロのところもおかしかったりで楽しそうなゆかりん。
「Aメロすごかったよね、隙間さえあれば入れてやろう感。」
「ゆかりがいっぱいだよね(笑)」
「頭悪いやつ好き」とコールについて(笑)
『俺かー?」っていうやつあったよね?なんだっけ?』
といううゆかりんに様々な曲名が会場から…答えは『大好きと涙』で会場から「やってー」という声。
暗譜をしているノリロングさんでも難しいという話になり、ゆかりんは「私が『俺かー?』ってやるから、みんな歌って、せーの!」と。
そして、歌えない王国民。
「みんな、わかってないじゃん!!じゃあ、コールの部分もわからないってことだよね!!」と、『大好きと涙』の件はおしまい。
「帰りはどうするの?」なんていう話のあと、再び最前列の女性のもとに目を配らせるゆかりん。
「うさぎ2匹抱えてて辛くないの?」と…その女性はどうやらパペットを抱えていたようです。
そして、そのパペットはなんとゆかりんの手に…!!
「ゆうばりメロンちゃん?」とパインちゃんのことを盛大な間違い(笑)
パペットを手に取りいろいろと触るゆかりん…「しっとりしてるね」という一言も(笑)
「またあとで貸してね」と、パペッろを返すゆかりん。
そして、最後の曲へ…。
を歌ってフィニッシュ!
Gratitudeでは、2番の部分で先程のパペットを再び借りに行き、ポンポンの代わりにパペットで腕をあげるゆかりん。
楽しそうなゆかりん。
そして、最後のMC。
「14公演というツアーの中で、はじめてのところだったり、100回目だったり101回目だったりある中で、何もない名古屋。なんでもない日ありがとう。未来のみんなたちをイメージして感慨深い気持ちになりました。今日は本当にありがとうございました」
という内容でした。
そして、ゆかりんが言う「なんでもない日」…ツアー中だと、ライブはあって当然かのように錯覚してしまいますが、『なんでもない日』でも本当は特別なんですよね。
それを普通科のように過ごせる…過ごさせてくれるゆかりんに感謝です。
感想1:王国民との絆?
ゆかりんも言っていましたが、特に何もない愛知公演。
でも、実際の公演はゆかりんの愛を感じることばかりの公演でした。
例えばMC。
テレビでの往年のアイドルのファンの姿を見て「みんなが思い浮かんだ」との一言…勝手ですけど、ゆかりんの心の中に自分たちがいるんだななんて。
もちろん、ゆかりんがずっとファンを想ってくれているのはすごく感じ続けていますけど、それが言語化されたことに対して感謝しかありません。
そして、本公演は特にお客さんとのやり取りが非常に多かったな、って。
・椅子壊れおじさん
・どんくさおじさん
・パペットの女性
といったように、ゆかりんから声をかけて、そして心配をしつつも場をすごく楽しませてくれる場回し。
お客さんと、自ら声をかけて絡むのって信頼関係ないと無理だよなぁなんてしみじみと。
そして後述する、ゆかりはゆかり♡のコールでもそんなことを感じられます。
感想2:ゆかりはゆかり♡のコールは一体どこまで
熊本公演で生まれた「ハミングも大合唱」のゆかりはゆかり♡のコール。
さっそく愛知公演でも王国民の大合唱が!
うん、気持ち悪いです(笑)
ゆかりんも「気持ち悪い」って言ってましたし、あと耳に入ってきた個人的感想でもあります(笑)
しかも、先述の通りAメロの「ゆかりはゆかりー \ゆかりー/」と隙間があればいれていくコール…自分たちが作っていくコールに「頭悪いの好き」と喜んでくれるゆかりん。
その喜びにさらに興奮する王国民…こんな関係性をさせてくれるなんて、幸せです。
そして、コールが育っていく、曲が育っていく過程というのはおもしろいですね。
ゆかりはゆかり♡に関しては育っていくというより、もう方向性を失いつつ爆走してる感はありますが(笑)
ツアーが終わるまでに、どこまでこの曲が進化しているのか気になります(笑)
感想3:なんでもない日をこのままずっと
「なんでもない日ありがとう」
なんていう言葉がありましたが、本当にこちらこその言葉です。
ゆかりんが「なんでもない日」といっても、ゆかりんに会える日が「特別な日」なんですよね。
そして、メモリアルなことがない公演であっても「なんでもない日」の積み重ねで今回100公演という節目に迎えられたのでしょうし。
「なんでもない日」に感謝をしつつ、そしてこのままずっと続けばいいな。