4年ぶりに開催されたゆかりんのライブツアー『田村ゆかり LOVE♡LIVE 2019 *Twilight♡Chandelier*』
5月26日のグランキューブ大阪開催の大阪公演から、8月12日のパシフィコ横浜 国立大ホール開催の神奈川公演まで全14公演というボリューム!
今回は、初日となる大阪公演に行ってきたので、セトリはもちろん企画などのレポートをお届けします!
(全公演セトリはこちらをご覧ください)
影ナレ
ゆかりんライブの楽しみと一つといえば、開演前のナレーション。
今回の影ナレも面白かったです。
影ナレ①
「Cana aria(カナリア)・MAGES.しゅしゃい…」と早速かむゆかりん。
そして、関西弁で注意アナウンスが始まります。
「ホンマにあかんでー」「あんたらちゃんと空気読みや~」「ほんでな、ほんでな」「たこやきくいて―」と超大阪バージョン!
影ナレ②
通常モード!
「携帯は切らなきゃだめだよ!」「動画撮影とかだめだよ!」ってお話
影ナレ③
落ち着いたゆかりんの注意モード。
そして最後には「待ちに待った初日、ゆかりは緊張しているけど楽しもう」と…!!
こちらこそ、待ちに待った初日…ドキドキは最高潮に。
ライブ詳報
影ナレが終わり少し経つと、映像がスタート。
今回の*Twilight♡Chandelier*のロゴ、アニメーションとなります。
ライブスタート
アニメーションが終わると、桃色男爵をはじめみんな集合して登場するゆかりん。
『聴こえないように♡』のイントロが始まって、歌いはじめ!
の三曲をまずは熱唱。
振りが超かわいい……『聴こえないように♡』ではラストのまさに聴こえないように伝えてくれたかのような「大好き」の一言。
3曲が終わると、MCに!
ツアー始まった第一声は…ライブ名読みを関西弁で!
これってさ、もしかしてもしかしなくても各会場で絶対変えてくれるやつですかね??
方言好きなのに、ゆかりんの声で言われたら悶え死ぬんですが。
MCは安定のゆかりん節、面白さ炸裂です。
「そろそろ次の曲に…」というようなMCに後に曲に入る合図があるのですが、それをMC途中に行って桃色メイツちゃんたちが勘違いして舞台に来ようとしてゆかりんが突っ込むみたいな初日から笑い。
あとはライブのエピソードや桃色男爵エピソードも。
ライブと言えば「『LOVE LIVE』と名のつくのはすごく久々だね」と言う話で、バースデーライブにもLOVE LIVEはついていなく「そこから調整は始まっていたのか」と。100公演目を福岡にするという並々ならぬ意思(笑)
また、桃色男爵との共演はゆかりんのライブとしては超久々で、キーボードのラビさんに至ってははじめまして…ゆかりっくFesでの『風の香りと太陽』さん以降「しれっと桃色男爵にいた」らしいと、ゆかりん。
MCの流れで、会場に「はじめてきた人?」と聞くと、なかなかな人数がいたようで「なんで来たの?ノコノコと!」と。
一人ピンポイントで話を聞いてみると「ライブ映像は見たことある」ということで、「見たことあるんかい!」と関西人ばりにツッコミをいれるゆかりん。
ゆかりんが舞台の前方にまでけっこうきていたことで最前列の方が「近い近い近い」と言っていると、「じゃあもうここから先いかなーい」と…もうこの王国民とのやり取りをしてくれるゆかりんが好きすぎて。
また、客席をみまわしていると封鎖されている転売席を発見しまして、「あっ…あれ触れちゃいけないやつ」とそそくさと。
前半:曲パート〜映像企画(泥団子)
MCがおわって、次の曲パートに!
4.hining Rabbit
5.セルフィッシュ
6.ガラスの靴にMoonglow
の、三曲を歌い終えると、一つの映像がスタート。
部屋の中で、白く落ち着いたドレスを着ているゆかりん。
机の上にある”Twilight Chandelier”と書かれた古びた本…それを読んだゆかりん。
手に取り、外に出てどこかへ歩き続けた山の先にある洞窟、そこへ入ると奥へ続き、その道にはロウソクが灯されています。
洞窟の奥につき、座りながら想いを馳せるような表情を浮かべていると、満天の星空に!
夜空に浮かぶ満点の星についての言葉を紡いだあと、舞台に桃色男爵が登場し、ゆかりんも登場。
美しいドレスを身にまとったゆかりん、曲パートのスタート。
と、幻想的で美しい雰囲気を身にまといつつ5曲を熱唱。
透き通った歌声、そしてゆかりんの歌う表情…空間そのものが彼女の世界観を作っていたのではないかと思います。(ちなみにLUNATICA MARE好きの管理人涙こぼしそうになる)
曲については後ほど詳細を書くので一旦これまでにしておきますが、避けて通れないのが衣装!!
Closing tearsからドレス自体が美しく輝き始めたんです。
最初は青を貴重とした発光、次曲では若干緑調にもなっていたでしょうか。
もともとかわいいお衣装からドレスまで嗜好をこらし、そして丁寧で目を奪われていましたが、これまでとはまた違った衝撃が走りました。
そして、幻想的な時間が終わると『映像企画〜星座〜』に。
星空が描き出され、夜空を彩る星たちのなかには星座がある…とゆかりんナレーションが始まります。
そして、「今回は『うお座』のお話」とゆかりんの星座でもある魚座についての伝説の話が始まります。
おそらく各会場で、この話が変わっていくのですかね?
ゆかりんの声でプラネタリウム観られたら最高だよなぁ。なんて感じずに入られません。
映像が終わると、恒例のアコースティック!
- ねぇ恋しちゃったかな(アコースティック)
『ねぇ恋しちゃったかな』を歌い終えてMC。
実は曲の最中で、ゆかりんが手拍子を求めるような合図をしまして、王国民はしっかりとそれに対応していたんです。
それをみていたゆかりんが「手拍子は誰に教えてもらったの??」と。
「サイリウム小刻みおじさんばかりだったのに…目が霞んでいるのかなって思ったらおじさんが揺れているんだもん!」と告白するゆかりん。
(ごめんなさい、小刻みおじさんです)
まだまだMCは続き「何も話すことはない」というゆかりん。
「みんなだってこの一週間なにかないでしょ?」と聞くゆかりんにどこからともなく「アルバム!!」と…ゆかりん驚いたように「アルバム発売してたんだった!!」というやりとりが。
アルバムはほとんどの王国民が買っていたようですが、冒頭にいじられていた初参戦王国民がアルバムを買っていないようでさらにいじられていました。
(正直うらやましい)
- レリーフのひとかけら(アコースティック)
- you(アコースティック)
youです…この件は後半に詳しく書きたいと思います。
『you』のあとはいきなりテンションが変わり『映像企画〜Youtuber ちゅぱりん:泥団子〜』に。
ゆかりっくFesのときにも泥団子を作っていましたが、リトライとなる今回のテーマは、地球…『THE EARTH』
この企画の好きなところって、ゆかりんがスタッフさんとワイワイ楽しそうにやっているところが個人的に好きなんですよね。
Youtube企画として企画自体への挑戦もあるのでしょうが、あの空間を見ていることが尊い。
ちなみに、出来栄えはめちゃくちゃ美しかった
後半:曲パート〜ラスト
さて、曲の始まり!
の前に登場の段階でやばかった……ゆかりんが女子高生の制服!!
ゆかりんが女子高生の制服!!
ごめんなさい、やばすぎました。
もうこれは、説明不要…直接見て感じるしかありません。
そんな女子高生ゆかりんが歌ったのは、
先に言っておきますと、ゆかりんに目を奪われてあまり記憶にありません。
このパートは、今後のツアー参加でより集中しなければ….。
続いては、映像企画で二度目の『Youtuber ちゅぱりん』で、テーマはアートを作る!
某画家さんの絵画が落札価格”2億1000万円”と聞いたゆかりん。芸術とは「需要と供給・希少性・芸術性で価値が決まる」ということで、「会場にいるみんなを騙すってことでしょ??」と暴言(?)笑
(とはいえ、ゆかりんが描いた画なら全力で買います。多分王国民のみんなも)
キャンバスに様々な色の絵の具を落とし、それを塗り拡げて出来上がったのは、『アラスカ』が題となる一作。
本当に家に飾っていたら荘厳な雰囲気が出そうな作品なので、欲しさあります。
さて、映像が終わるとラストスパート!
5曲が歌われます。
- 未来の果てにEscort
- W:Wonder tale
- Trouble Emotion
- Double Fascination
- 逢うたびキミを好きになる
新曲から、W:Wonder taleまで、もうボルテージ上がりまくり!
ゆかりんはシックな心情を歌い上げるほうが好みとかいうこともあるかもしれませんが、それでもやっぱりすごく盛り上がりますね!
これも後ほど詳細をお届けします。
ここで終わり……ではなく、アンコール。
みんなのコールが会場にこだまします。
数分でしょうか…『ゆかりはゆかり♡』のイントロがスタート!
最後の三曲が始まります。
-MC-
最後のMCでは、「最初で最後の人がいるかもしれないけど、みんなと過ごせたのが楽しい」なんて言う言葉も(泣)
締めは、Gratitude!
ゆかりんに「ありがとう」とみんなで伝えられる曲…。
本当に素敵な歌です…そして、桃色男爵が特にわいわいしていたのがすごく微笑ましかった!
桃色男爵の動ける3人が舞台センターに集まって、それに気づいたゆかりん走って向かってきて「しっしっ」って!(笑)
もうね、最高の空間でした!!
心から歌を紡ぐゆかりんの姿&演出・世界観が美しいライブ
さて、ここまで大阪レポをお届けしましたが、一言で言えるのは『美しい』ということでした。
ゆかりんが丁寧に紡ぐ歌詞、そしてそれを届けてくれる透き通るような声。
アップテンポ、そしてバラード、アコースティックなどさまざなタイプの曲がありますが、本当に一つ一つの歌詞の意味が伝わってくるんですよね。
そして、その歌声を彩る演出。
例えば衣装…星座のように美しく輝くドレス。眼の前に広がる世界が、自分を包みこむ歌声が、本当に至福のひとときを届けてくれました。
「美しい」なんて言いましたが、王国民歓喜の制服ゆかりんだなんて装いもしてくれる大サービス!
いや、もう「至福」って言葉を使ってしまったから次はなんて言えばいいのかわからないけどヤバすぎる。。。
あと、虎?蜂?モチーフなのか黄色いしましま模様の衣装があったんですけど、本当にかわいい。可愛すぎる。うん、世界一かわいいんですよ!!!!
youから感じた覚悟&ゆかりん新時代
さて、ここからは勝手な妄想です。勝手に感じた気持ちです。
セトリには『you』が入っています。過去にいろいろとありました。
曲名を聞いた瞬間、衝撃とちょっとした不安が…。
でも、それは稀有でした。
一瞬一瞬を大切に、そしてしっかりと歌い上げるゆかりん…曲が終わると「ありがとう」と小声で伝えてくれました。
その時の感情をすぐに咀嚼することができませんし、そもそもゆかりんの気持ちはわかりません。
でも勝手に感じたこと。
それは「自分自信がゆかりんをずっと好きだし、応援し続ける」…そして、ゆかりんが過去を受け止めて一つの覚悟のような気持ちを持っているのでは、それを歌で届けてくれたのではないかななんて思っています。
今回のセトリでも大きな出来事の一つ…「fancy baby doll」が入っていないんですよね。
ゆかりんの代名詞と言っても過言ではない曲。
それを外すということは、ひとつのゆかりん新時代なのかな、なんて思います。
もちろんそんな意図はないのかもしれませんけど、ね。
そして、もう新時代のゆかりんと仮定するのなら、一つ嬉しいことが。
『未来の果てにEscort』でのコール…「ゆかり!」ってところ、ゆかりんが笑ってくれて、そして答えてくれて嬉しかったなぁ。
人によってきっといろいろな思いがあると思います。
でも、4年ぶりのツアー、大成功だと思います。
田村ゆかりさんという一人のアーティストを応援しているものとして、今回の試みやゆかりんの姿は尊かったです。
まだまだ続くツアー、一瞬一瞬を刻み込んでいたいです。